40歳以上に多い「過活動膀胱」の症状や原因、対策や治療法をまとめて解説!

過活動膀胱

 

女性に多くみられる尿失禁のひとつとして紹介した切迫性尿失禁を引き起こす一因として考えられているのがこの過活動膀胱です。

 

文字通り膀胱が過剰に活動してしまう疾患で、尿がそれほどたまっていなくても急に強い尿意に襲われたりします。

 

ですが、意外にもこの病名が認められたのは2002年とつい最近のことなのです。比較的新しい病気ではありますが、40歳以上になると男女とも悩む人が増えつつあります。

 

まずは主な症状から見ていきましょう。

過活動膀胱の症状って?

  • 突然強い尿意がおそってくる
  • 頻尿、トイレが近い
  • 力を入れていないのに漏れてしまう
  • 尿意を感じてトイレへ駈け込んでも間に合わない
  • 水など冷たいものに触れると尿意を感じる
  • 水の音を聞いただけでもトイレに行きたくなる

これらの症状をみていくつか当てはまるという方も多いのではないでしょうか?

 

過活動膀胱は、膀胱が急激に動き急に尿意を感じるようになることが大きな特徴のひとつで、トイレを我慢できなくなる尿意切迫感や頻尿などの症状が多くみられます。

 

では、そもそも過活動膀胱になる原因は何なのでしょう。

 

過活動膀胱そもそもの原因は?

過活動膀胱が起こる原因は、伝達神経に異常がある場合とそれ以外の場合に分けることができます。

 

伝達系神経の異常とは、排尿をコントロールしている脳や、膀胱と脳のあいだにある神経に傷がつくということです。

 

これらの神経が脳梗塞やその後遺症、その他の病気やケガによって損傷してしまうと、排尿のしくみがうまく動かなくなってしまい、病状があらわれるようになります。

 

それ以外の原因として考えられているのが、骨盤底筋(快尿筋)の筋力が低下することによって緩んでしまうことであり、これはとくに女性に多いとされています。

 

しかし実際のところ、このように特定の原因がハッキリわかることは少なく、過活動膀胱はいくつかの要因が重なって起こっているのが通常だと考えられています。

 

また、そもそもの原因がわからない突発性のものであると判断されることもしばしば。

過活動膀胱の原因まとめ
  1. 脳や神経のキズ、損傷によって排尿コントロールがうまくできなくなる
  2. 骨盤底筋(快尿筋)の筋力が低下することによって緩む
  3. 突発性のもので原因がわからないケースも

過活動膀胱の対策や治療法が知りたい!

原因によって対策は変わってきますが、女性に多い切迫性尿失禁で症状が比較的軽いケースの人は自力でケアするのも可能です。

 

効果的な対策としては2つあり、1つは尿もれに効くサプリメントを摂取、2つ目は骨盤底筋を鍛える。この両方を併用することで改善されます。

 

1. 尿もれサプリメントの摂取

  • 男性の場合・・・ノコギリヤシ配合のサプリメント
  • 女性の場合・・・イソサミジンやカボチャ種子エキスが配合されているサプリメント

が有効です。

 

サプリメントは健康食品であってお薬ではないので、副作用などのリスクがなく試せるのもメリットの一つです。

 

また、切迫性尿失禁はつねにトイレの不安と戦うことになるので、サプリメントを定期的に飲むことで精神的に安心するというメリットもあります。

 

\女性のおしっこトラブルに/

 

2. 骨盤底筋

加齢によって骨盤底筋は緩んでくるので、意識して鍛えてあげることで緩みは改善することができます。

 

具体的な運動方法については腹圧性尿失禁のページで、動画をいくつかご紹介しているのでそちらを参考にしてみてください。

 

症状が重篤な場合は無理せずに早めに病院へ

ただし無理は禁物です。症状が一向によくならない場合、またはすでに悪化して症状がひどい方は自己ケアに頼るのではなくすぐに泌尿器科で診てもらいましょう。

病院では薬物療法が一般的で、膀胱を収縮させる神経伝達物質アセチルコリンの働きを弱める抗コリン薬や、β3(ベータスリー)受容体作動薬などが処方されます。

 

そのほかにも、尿意をコントロールする膀胱訓練などの指導も行ってもらえます。