膀胱炎の症状とは?原因と対策を知ろう

膀胱炎

 

尿トラブルの代表的な症状にこの膀胱炎(ぼうこうえん)があります。

 

若い女性にとくに多いこの症状ですが、もちろん高齢の女性でもなることも多いですし男性でもなります。

 

ただ、一言に膀胱炎といいますが色んな種類や症状によってタイプが分かれるので、もし心当たりがある方はセルフチェックしてみてください。

膀胱炎にも種類がある?

膀胱炎は大きくわけて2つのタイプがあります。

  1. 細菌性膀胱炎
  2. 間質性膀胱炎

 

細菌性膀胱炎は尿道に細菌が侵入して起こるもので、男性よりも女性患者が多く、とくに10代~30代の女性に最も多いと言われています。

 

細菌とは関係なく、何か別の原因によって膀胱の粘膜に炎症が起こるのが間質性膀胱炎です。

 

膀胱炎の具体的な症状って?

  • 残尿感がある
  • 頻尿、トイレが近い
  • おしっこに血が混じる
  • おしっこするときに痛みがある
  • おしっこが漏れることがある
  • 下腹部の不快感

どの膀胱炎タイプによるかにもよりますが、おおむねこのような症状に心当たりがあれば膀胱炎の可能性があります。

 

とくに、排尿時の痛みや下腹部の痛み、おしっこに血が混じるなどの症状があれば膀胱炎の可能性は非常に高いと言えます。

 

膀胱炎の原因はなに?

細菌性膀胱炎の主な原因は、尿道から侵入した細菌によって引き起こされます。膀胱内の細菌感染です。

 

男性よりも女性にこの膀胱炎が多いのも、女性のほうが男性よりも尿道がまっすぐで短く細菌が侵入しやすいというのが理由にあります。

 

とくに免疫力が低下しているときなどに発症しやすいです。

 

また、前立腺肥大や糖尿病、膀胱結石、尿路結石などほか病気が原因で発症することもあります。

 

 

間質性膀胱炎の場合は、膀胱の粘膜下にある間質という部分に炎症が起こることによって引き起こされることはわかっていますが、直接的な原因がハッキリわかっていないのが現状です。

 

ただ、膀胱の粘膜の異常やアレルギーが関係していて、カフェインやアルコール、たばこや辛い食べ物が症状を悪化されることがわかっています。

 

膀胱炎の主な原因まとめ
  1. 膀胱内の感染
  2. 免疫力の低下
  3. 前立腺肥大や糖尿病、結石などの影響
  4. 膀胱の粘膜下の炎症によるもの
  5. 原因不明

 

膀胱炎の対策、治療法が知りたい!

どちらにせよ自己ケアではなく病院でまずは専門医の診察を受けましょう。

 

これも膀胱炎の種類によって対策や治療法がかわってくるので、それぞれ分けて説明します。

 

1. 細菌性膀胱炎の治し方

急性の場合は、抗生物質や抗菌剤などを投与する治療になります。抗菌薬で膀胱内の細菌を流すために水分を積極的に摂取しましょう。

 

急性の場合はこういった治療で数日で改善する場合がほとんどです。

 

慢性的な場合は、ほかの病気が原因で発症していたりもするので、基本的には原因となっている病気の治療が優先です。

 

詳しい検査を実施して、適切な治療を受けてください。

 

2. 間質性膀胱炎の治し方

まずは頻尿改善のために抗うつ薬や抗ヒスタミン薬、とくには抗アレルギー薬が処方されます。

 

それでも改善がみられない場合は、膀胱に水を注入して炎症が起きている膀胱を水圧で拡張させて、新しい粘膜を再生させる「膀胱水圧拡張術」などの方法で治療が行われます。

 

多くの若い女性では、数日で自然と回復することが多い膀胱炎ですが、なかなか症状が改善せずに慢性的になっていたり、排尿時の痛みや血が深刻な場合には、できるだけ早め早めに泌尿器科にいって診察してもらい、適切な治療を受けてください。